歯並びが悪くなるのは遺伝的なものだと考えていませんか?
実は歯並びが悪くなる原因のうち95%以上が後天的なものだと考えられています。
生まれてから身につけた生活習慣や幼児期からの癖などが原因となり歯並びが悪くなっていくため、癖を作らない・無くしていくことは健康的な歯並びに育てるために重要なポイントです。
萩原歯科医院では、子供たちが健やかに成長できるように問題が起きた時には根本原因を常に考え、取り除くために予防矯正を推奨しています。

当院が行う予防矯正はORT矯正という手法です。

ORTとはoral root therapyの略称で
お口の中で起きる問題を起きてから解決するのではなく
起きないようにはどのようにすればいいのか
どうしてそのような事が起きてしまったのか
根本的な原因を考えて、その原因に対してアプローチする治療の考え方のことです。

当院ではORTの考え方に基づいて年代により異なるアプローチ法を用いながら不正歯列の原因を根本的に改善または未然に防ぐことで
将来的に起こりうる様々な健康問題を未然に防ぎます。

オルト矯正ってなに?

当院で行うオルト矯正は、なぜ歯並びが悪くなるのかその原因を突き止め、それを解消することで、子どもの成長を促し、口の機能と歯並びを改善する小児矯正治療です。

歯並びやかみあわせの問題の多くは顎の成長が妨げられ、結果的に顎が小さくなることから起こります。

そして顎の発育不良は歯並びの問題だけでなく「顔立ち」や「姿勢」と「呼吸」とも密接に関連しています。

顎の発育不良が顔立ちに与える影響

上顎が健康的に発育している場合は、顔は前方に向かって成長しますが、不健康に発育している場合は顎が下に向かって成長してしまいます。
その結果、上顎骨が悪い成長を遂げてしまい間延びしたような細長い顔立ちに成長してしまいます。
上顎が成長する方向を決めるポイントとなるのは「舌の位置」です。
舌が上顎に密着していれば顎の落下を抑えられますが、そうでなければ悪い成長を食い止められません。
口呼吸をするなどして口周りの筋肉が弱くなると、自然と舌の位置が下がり、発育不良を引き起こしてしまいます。

顎の発育不良が姿勢や呼吸に与える影響

上顎骨の上には鼻気道が、舌の後ろには咽頭の気道があります。顎が発育不良を起こしているとそれぞれの気道が狭くなり、呼吸をしにくい状態になるため要注意です。
気道が狭くなって呼吸がしにくくなると、気道を確保しやすいように猫背のような姿勢をとるようになります。
このような悪い姿勢では口が開きやすく、横隔膜も動かしにくくなるため、結果的に口呼吸をさらに悪化させ口呼吸によるさまざまな疾患を誘発するという悪循環を招くのです。
呼吸の問題があると脳への酸素供給の問題から脳の発達の問題や睡眠の問題をも引きおこし、お子さんの健やかな成長の大きな妨げとなります。

口呼吸でこんなことが起こる!

こんなお悩みがあるならば顎の発育不全を起こしています。
大きな問題が起きてしまう前に是非当院にご相談ください。

お子さんの健やかな成長の為に、当院では

お口をしっかりと閉じれる
✅ 舌を上顎にしっかりつけれる
✅ お鼻で呼吸ができる
✅ お顔の筋肉を使わずに飲み込みができる
✅ 綺麗な姿勢になる

これらがしっかりできるようにお口の専門家の立場からサポートさせていただきます。

当院での小児矯正治療の流れ

精密検査

まず矯正治療に行うにあたって
それぞれの患者さんの状態と問題点の確認のため精密検査を行います。

精密検査では
お口のカラー写真、(歯や舌、口唇)全身の姿勢の写真撮影、セファロレントゲン、CTなどで骨格の状態や鼻粘膜の状態、気道の状態の確認を行います。

歯の型取りやお顔の計測、動画撮影で水の飲み込み方、発音の確認、お口ポカンの状態の確認などを行います。

STEP
1

診査、診断、分析

検査をもとにそれぞれのお子さんの状態と問題点を分析し、それに合った矯正プログラムの作成を行いご説明を行います。

STEP
2

口腔機能訓練

根本的な歯並びの問題は口周りの筋肉のバランスの乱れから起こります。

当院ではマイオブレースというマウスピース型のトレーニング装置を使いながらお子さんに合わせた口周りのトレーニングを行います。

筋肉バランスが整うことで自然に顎が成長し、歯列も綺麗にひろがってきます。

STEP
3

拡大装置の使用

口腔機能訓練を行うとお口の周りの筋肉バランスが整い、顎の正常な成長が起こりますがさらなる成長のサポートが必要な場合は器具を用いて拡大治療を行います。

STEP
4

マウスピースによる歯並びの仕上げ

拡大治療が終わった上で歯並びの乱れが残るようなケースは透明のマウスピースを用いて仕上げ矯正を行います。

お子さんの年齢は歯並び、かみ合わせの状態により行う治療は様々ですが基本的にはこのような流れで治療を行なっていきます。

STEP
5

定期検診へ移行

治療終了後は定期検診へ移行し、後戻りの予防を行なっていきます。

STEP
6