「小児矯正って、何歳から始めるのが一番いいんですか?」

「まだ早い気もするし…でも、遅いと手遅れになるって聞いて心配で」

保護者の方から最も多いご相談のひとつです。

結論からお伝えすると、

“ベストの開始年齢はお子さんの成長タイプによって違う” というのが正確な答えです。

ただし、共通して言えるポイントが3つあります。

【結論】小児矯正は「7〜9歳」がもっとも適していることが多い

多くのお子さんで治療効果が出やすいのは、

前歯の永久歯が生えそろう「7〜9歳」前後です。

この時期は、

上下の顎がまだ柔らかく成長しやすい 舌・唇・呼吸などの“口腔機能”が発達途中 歯列が混雑し始める“初期サイン”が出る時期 取り外し装置やMFT(口腔機能訓練)に協力しやすい

こうした理由から、最も効果が大きく、無理のない矯正が実現しやすい時期とされています。

とはいえ「全員が7〜9歳スタート」ではありません

大切なのは “その子の成長とお口の状態” を正しく見極めること。

① 早めの治療が有効なケース(5〜7歳)

顎が小さく、歯が並ぶスペースが明らかに足りない 受け口(反対咬合)の兆候がある 口呼吸・舌癖が目立つ 指しゃぶりの癖が残っている 上顎が狭く、いびきがある

こうした場合は、5〜7歳からの対応が予後を大きく左右するため、早めの判断が必要です。

② 少し待ってからの方が良いケース(10歳前後)

永久歯の生え変わりのタイミングを見たい 成長のピークを待って効果を最大化したい 歯列の状態がまだ変動している

成長の波を見極めて、

“介入するベストタイミングを狙う”という考え方もあります。

小児矯正で一番大切なのは「年齢」ではなく“成長の方向性”

歯並びの問題は、

「歯だけの問題」ではなく、

舌の位置 呼吸(鼻呼吸か口呼吸か) 姿勢 顎の成長 食べ方・飲み込み方

といった全身の発達と密接に関係しています。

特に小児期は、

“顎が育つ方向に介入できる唯一の時期”です。

そのため、

・何歳か?

より

・今どう成長しているか?

が何倍も重要になります。

もし「気になる症状」がひとつでもあれば要チェック

次のようなサインがある場合、

適切なタイミングを逃さないために一度確認がおすすめです。

前歯が並ぶスペースが足りない 口がぽかんと開きやすい 寝ているときの口呼吸・いびき 下あごが前に出ている(反対咬合) 舌が低い位置にある 丸飲み・前歯を使わない食べ方 姿勢が悪く、猫背になりやすい

これは単に“歯並びの問題”ではなく、

将来のあごの成長や顔つきにもつながるサインです。

当院で行っている矯正の進め方(専門性を活かした“成長評価”)

はぎわら歯科こども歯科クリニックでは、

ただ歯列を並べるだけでなく、

「呼吸・姿勢・舌・生活習慣」まで含めた包括的な口腔育成を大切にしています。

初診では、

あごの成長方向 歯列のスペース 舌の位置・動き 口呼吸の有無 姿勢や飲み込みのクセ 将来の成長予測

などを総合的にチェックし、

“治療が必要かどうか、必要ならいつからか”を明確にします。

そして必要があれば、

MFT(口腔機能トレーニング) 顎の成長を促す小児矯正 姿勢・食習慣の改善サポート 永久歯交換期の観察

を組み合わせ、

その子にとってベストなタイミング・方法で矯正を進めます。

迷ったら「今の状態を知る」ことがいちばんの近道

小児矯正は、

「早ければいい」でも

「遅ければ終わり」でもありません。

大切なのは、

いまのお口がどう成長しているのか そのまま放置するとどうなる可能性があるのか 最適な開始時期がいつなのか

を専門家の視点で知ることです。

鴻巣で小児矯正を考えている保護者の方へ

はぎわら歯科こども歯科クリニックでは、

小児歯科学会認定医として、

歯並び・呼吸・習慣・成長発達まで含めた矯正相談を行っています。

「何歳から始めればいいのかわからない」

「早すぎるのか、遅いのか不安」

そんな段階でも、どうぞ気軽にご相談ください。

お子さんの将来の成長を見据えた“最適なタイミング”をご提案いたします。